~ 2023年8月のキス釣り ~ (岡本 康嗣)
OKTです。
キス釣りだけでブログを書くって、正直難しいですね。
対象魚が極めて限定されていますし、釣り風景やタックル、小技などもかなり出尽くしている感が否めません。そこで恒例のダイジェスト形式でいってみましょう!(笑)
今年は例年通っていた北陸方面は家庭の事情で諦めましたが、噂ではあまりパッとしないようです。そんな理由も含めながら、近場での釣行になっています。さらには海水浴シーズンでもあるので砂浜からのキャストは近場ではなかなか叶いません。小場所をちょこちょこ拾っていく感じにはなりましたが、そのせいか数は伸びなかったものの比較的良型をゲットできました。

朝イチ、まだ朝焼けが残っているうちからラッキーなこともありますから開始早々から集中力全開ですよ。

まー、今年の暑いことと言ったらあまりにも異常です。
でもそんな中で釣りをしているOKTはもっと異常?(笑)
でもでも、釣れてくれるんです。

こんな写真を取りたくなるような良型も出ます。
根掛かり上等で攻めますから、力糸・シンカー・仕掛けは山ほど用意してます!



40~50匹くらいが平均ですが現実問題として帰ってから捌くにはこれくらいで十分かな。
釣りとしては飽きないと言えばウソになりますが、それでも十二分に楽しめています。なにより今年からはキス釣りは砂浜からのフルキャスト練習に偏らずに、型狙いをメインにしていくつもりだったので好都合になっています。
遅ればせながらの秘密兵器も大量生産中ですし、各種素材もどんどんと納入されてきていますから、釣りに製作作業にと追われる生活がしばらくは続きそうです。
秘密兵器も作らないといけないけど、落ちギスプランも考えないといけませんねぇ・・・・・

● 日時: 2023年08月
● 釣り場: 京都府宮津湾、他
● 釣果: シロギス(8月合計192匹)

● 竿: シマノ・キススペシャル405CX+
● リール: シマノ・キススペシャル45CE
● 道糸: ゴーセン・砂紋PEx8 0.8号
● 仕掛け: 5本針仕掛け
● ハリス: 0.8号
● 針: ササメ・アスリートキス 6号
● エサ: 石ゴカイ
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猛暑日なのに出てしまう!? (大長 寿章)
猛暑日なのに出てしまう!?
この夏も釣り人あるあるな日々を過ごしております。(笑)
例年通りなら今頃は関西より遥かに平均気温が低くて涼しい北海道にばかり行ってるはずなのに、今年は現地に住んでる釣友でさえ一体どうなってるのか!?と首を傾げるくらい釣れるはずの魚が全く釣れず私も行きたくても行けない状態が続いております。
また、真夏に突入すると日中は余裕で35℃を超えて魚も夏枯れじゃないですけど、イマイチ食いが悪くなる印象があるんですが、

なぜかキスが好調 ♪
行く度に20cmオーバーのキスも高確率で顔を見せてくれるので、猛暑日になると分かっていてもまた出てしまう、、、今回はいつもの相方OKTとペティ秋庭氏とのコラボでしたが、魚もたくさん釣れたけどやっぱり想像以上の暑さでした。(笑)
普段、キスの引き釣りとなれば砂浜から竿を出す事が多いんですが、今シーズンだけは波止からがメインになってます。引き釣りの醍醐味ってのは半減してるのかもしれませんけど、基本美味しい魚を食べたいというのが目的で釣りをしてますからモ~マンタイ。
お二人とも25cmオーバーの大型をゲットして満喫されてました。


でも、そろそろ大物がしたいなぁ。

● 日時: 2023年08月26日
● 釣り場: 京都府宮津湾
● 釣果: シロギス

● 竿: シマノ・'08スピンパワー365EX+
● リール: シマノ・'18サーフリーダーCI4+30
● 道糸: ゴーセン・砂紋8ブレイド 0.8号
● 仕掛け: 多点針仕掛け
● ハリス: ゴーセン・ホンテロン 0.8号
● 針: オーナー・キスR 7号
● エサ: イシゴカイ
~ キス釣り、 始めました ~ (岡本 康嗣)
OKTです。
実は昨年までの失敗から、2023年からは博打要素を極力減らそうと相方と相談しておりました。
というのも、正直本気でやりたいのはやはり置き竿での大物投釣り。キスの引き釣りは勉強や食糧目当てです。すごく学ぶところは多いのですが、欲が出てくるとどうしても博打的になりがちだったんです。
なので今回は手堅くいかせてもらいます。(笑)
この2,3週間のうちに複数の好釣果情報があり、わずか数日前にもサーフレイヤ会員が好釣果を得ていますから間違いは無いでしょう。
夜の実績はそれほどではないので明けてから開始です。
ところがですよ、明るくなってもたまに単発くらい・・・・・。しかもやけにゴミが多い。どうも濁りも入っているような感じが。爆死するか、予定外の移動をするか協議の結果、移動することに。
時間もあまりない、というかこの猛暑の中では身体が持ちませんから比較的近いところで再開します。

いるじゃないですか!
ってか、これがフツーのキス釣り。さっきまでの時間はなんだったのか・・・・・。
コンスタントに釣れます。まあ、ところどころ根があるので少しだけ工夫はいりますが、慣れればなんとかなります。
今年から持ち帰りサイズをだいたい決めてできれば14cm以上としていましたが、活性が高いらしくほぼすべて針を飲まれる有様で結局リリースできずに持ち帰るハメに。釣れるのは楽しいんですが。
いや、 帰ってから捌くの大変なんですって、マジで。(笑)


移動後の約2時間でこれならなんとか許せますかねー。
にしても暑い!皆さんは日焼け止めを忘れないよーにお願いします。復帰早々にこの暑さ、さすがに少し休憩ですかね。身体が持ちませんわ。

● 日時: 2023年07月29日
● 釣り場: 京都府宮津湾
● 釣果: シロギス38匹

● 竿: シマノ・キススペシャル405CX+
● リール: シマノ・キススペシャル45CE
● 道糸: ゴーセン・砂紋PEx8 0.8号
● 仕掛け: 5本針仕掛け
● ハリス: 0.8号
● 針: ササメ・アスリートキス 6号
● エサ: 石ゴカイ
~ マゴチ、始めました ~ (岡本 康嗣)
OKTです。
諸事情により約6ヶ月間のブランクですがいきなり猛暑の中の投げ釣りです。
吉報は届いていましたが、どうでしょう、まだ間に合うかな?
そうそう、皆さんご存知、サーフレイヤでは専用アカウントにてInstagramも更新中です。
ですので、OKTはブログの内容の構成も少しずつ工夫をしていくつもりです。
ま、ブログをもっと短編にしてラクしていきます!っちゅーわけや!!(笑)
下心で薄暗いうちにキスも狙ってみますが、さっぱりです。マゴチもさっぱりですが、でもフグが湧いているようなので打ち返しは必要です。猛暑の中、苦行です。


60cmには届かないものの、なかなかのグラマラスでしたが居食いです。
季節や居食いに嫌な予感を感じましたが、結局この1匹のみで終了でした。帰ってから捌きましたが、すでに産卵が始まっているようだったのでやはり時期が終わってたんでしょうね。
マゴチはエサよりも何よりもやはり時期が一番大事な気がします。今年は事情があり仕方ありませんでしたが、来年はもう少し早めに行動したいですね。
さて、とりあえずドラグ付きリールはしばらくお休みになりそうですが。

● 日時: 2023年07月22日
● 釣り場: 京都府丹後半島
● 釣果: マゴチ

● 竿: シマノ・サーフランダー425BX-T
● リール: シマノ・PAフリーゲンTD
● 道糸: 東亜ストリング・レグロンワールドプレミアム3号
● 仕掛け: 孫針仕掛け
● ハリス: ダイヤフィッシング・ジョイナー船ハリス6号
● 針: オーナー・カットGBスーパーチヌ8号
● エサ: イワシ
~ アジ、始めました どころじゃ済まない話の6ヶ月間 ~ (岡本 康嗣)
OKTです。
2023年2月。良いお話を聞いていたのでOKTも行きたいなあと思いながら少しずつ道具を用意して、やっとこの日を迎え23時くらいに家族に見送られながらの出発です。
雪に降られることもなく、楽しい釣りでした、ウキが瞬時に沈んだり、走りまくるサバも釣れたり。
竿は違いますがリールは投げ用リールですから、これも投釣り!
かな(笑)?


一通り楽しんで帰り道に釣具屋へ寄り道する案もありましたが、疲れたので真っ直ぐ帰りましょう。
自宅に着くといつもなら妻が顔を見せるのですが、音沙汰がありません。
子供に、「 ママは? 」と聞くと「 寝ている 」と返事が。リビングを覗き込むとソファの上でぐったりとしています。下痢・嘔吐で熱があるそうです。
検温すると40℃を超えています。急性感染性胃腸炎・COVID-19感染症・インフルエンザなどすぐに鑑別診断候補を思いつき抗原検査を行いますが、コロナもインフルも陰性です。何か違和感を感じながらも水分摂取を促しつつ、片付けを急ぎます。
子どもたちは朝から何も食べていないそうで、妻に問診すると昨夜の見送り後には熱発しうなされて眠れず朝も動けなかったとのこと。台所を見ると一応カレーは作ってありますが、ルーが溶かし切れていません。息も絶え絶えで作ったのでしょう。
通常の感染性胃腸炎とするには違和感が強いですが、まずは片付け、子供に食事と摂らせて早めに一緒に入浴も済ませ、なんだかんだで20時頃にタオルを妻に掛け直す際に身体に触れると「 痛い 」と言います。 しばらくすると「 お腹がつる 」と。
お腹がつる???
もしやと思いすぐに腹部の身体診察を行います。
muscular defense陽性 rebound tenderness陽性
あ、 腹膜炎だ
すぐに外出の準備をして、救急搬送を要請します。10分後救急車は到着しますが、こちらの職業と症状・診断を告げ、できれば緊急手術にも対応できる病院をと探しますがなかなか受け入れ先が決まらず1時間後にやっと搬送開始となりました。救急車の緊急走行で高速も使って30分ほどかかります。
病院に到着し各種検査を行うと、当直医の段階ですでに画像上は腹膜炎・イレウスが確定。血液検査結果は、WBC>27000、CRP>25、とSIRSの診断基準を満たします。
婦人科医も呼び出され追加検査を行い、婦人科系からくる原因不詳の急性感染症・敗血症とのことで緊急入院となりました。
帰宅するとすでに午前2時過ぎ。子どもたちは不安げな表情でまだ起きていました。仮眠だけをとり子供の学校への連絡などの諸事準備を整えて、いつでも外出できるよう準備を済ませると、経験上知ってはいるものの実際には経験したくない連絡が。
病院医師「 今朝方ショック状態に陥り現在集中治療室にて治療中です 」
「 血圧は80も維持できないため、昇圧剤・強心剤を使っています 」
「 病状について説明を行いたいのですが、お時間は作れますか? 」
OKT 「 いつですか? 」
病院医師「 可能であれば、今すぐ 」
あぁ、 そういうことか。 死ぬかもしれないんだよね。
準備はしてあったので子どもたちに言い聞かせすぐに病院へ走ります。
集中治療室に入ると、まだ妻は意識があります。専門的なことを言うと、頚部CVからnoradrenalineとdopamineが持続注入されています。すぐに婦人科医が現れ話を始めます。
要は、詳細検査中だがSeptic shock with Fulminant hemolytic streptococcal infection(劇症型溶血性レンサ球菌感染症による敗血症性ショック)と思われること、画像検査上では両卵巣部分が原因と思われるが詳細は詰めきれないこと、病状進行が極めて速いため抗生剤加療だけでは効果は望めないこと、ハイリスクだが今なら試験開腹術を行う余裕がまだ残っており、その場合は卵巣・子宮は全て摘出し腸に壊死も見られれば同時に腸切除術も必要なこと、と。きびきびとした簡潔明瞭な説明に信頼感を覚えました。
妻も意識はあったので一応意思を確認しましたが、夫婦そろって緊急手術に即座に同意しました。手術室と麻酔科医の準備が整い次第、手術室に入室です。婦人科医が3名、外科医2名、麻酔科医2名の体制で始めるそうです。経験上、スタートからの体制としてはかなりの警戒体制です。
集中治療室と手術室には直通路があるんですが、見送りのときは「 ああ、このままもう会えないかもしれないな 」と冷静な自分がいました。
数時間後、手術説明もしてくれた執刀医が現れ、「 無事終わりました 」と切除した物を見せてくれ、詳細な説明がありました。同年代っぽい医師でしたが、OKTが平静を装いながらも目が潤んでいたのはおそらく見抜かれていたでしょうね。
それから数日後、妻にメールをすると看護師から代打メールがきました。
感染症の全身性炎症が強すぎて、全身がむくみiPhoneの操作もできないそうです。写真も送られてきましたが、魔人ブウかミシュランマンと見間違えるくらいに全身と顔がパンパンにむくんでいます。
程なくして医師からも状態説明の電話が入り、肺炎を起こし胸水も溜まっていること、状態次第では一時的に気管挿管と人工呼吸器管理を行う可能性もあること、場合によっては腸切除のために再度開腹手術を行う可能性があること、を説明されました。 後日、医学文献を漁りましたが今回の状態での致死率は最低でも40~60%以上でした。
そんなこんなで約4週間後、なんとか退院となりました。
体重は激減し、筋肉も落ち、まだ胸水も残っており、一人では歩けず肩を貸しても10mも歩けませんでしたが。 医学的な治療が終わればいち早い日常生活復帰とリハビリをという医師たちの方針と、あとはまぁあなたが面倒見れるでしょう?的なプレッシャーです。(笑)
妻が無事帰ってきて、子どもたちも無事でよかったです。家事全般は慣れているので何も問題はなく、退院までの間も外食はせずにすべて手作りごはんでした。何よりも子どもたちの精神環境と生活環境を守るのが最優先でしたから。一時的に仕事を休みすぐに復帰しましたが、不規則に突発的なことが起きることが多い仕事を100%こなしながら家と子供のことも100%こなすのは至難の技でしたね。
この記事を書いているということは、妻も子供たちも日常生活に復帰し、OKTの釣り生活も復帰する日が近いということですよ。